タカラスタンダードキッチンの中でも最高グレードを誇るレミュー。
その魅力の大きな一つは、クウォーツストーンの天板ですよね。
クォーツ(水晶)の煌めきがまるで星の瞬きのように何ともお上品で美しいんです。
高級大理石クォーツストーンはとても人気があり、今やキッチンだけではなく洗面や浴室のワンポイントとしても活躍するほど。
ショールームで見ても最も良い席に悠々と構えたその御姿にはうっとりとしてしまうほど美しいものです。
もちろん価格もなかなかのものですが、実際の使い心地が気になりますよね?
できることならクォーツストーンのキッチンでお料理ライフを楽しみたいのはあなたも私も同じ願望だと思います。
私は思い切ってレミューを導入しましたので、実際に使用してみたレビュー情報を余すことなくお届けしますので導入検討にお役立てください。
まずはクォーツストーンの特徴を簡単におさらい
クォーツとは天然石英のことです。
ざっくりと言うと、天然石英を砕いてポリマー樹脂で生成した素材を指します。
特徴は以下のとおり。
- 吸水率が極めて低いため、水や油が染み込みにくい
- 硬度(モース硬度)が優れている
- 高級感が漂う
メンテナンス性に優れていて美しいキッチン天板の材質として注目されています。
吸水率が極めて低いと書きましたが一体どれくらい優れているのでしょうか?
ステンレスと勝手に比較してみました。
クォーツストーン → 0.02
ステンレス → 0
吸水率が極めて低いと聞いたのでステンレスよりも優れていると思ったのですが、意外にも吸水率はステンレスの方が優れていました 笑
大事なのは、ステンレスに勝るとも劣らない性能をクォーツストーンが持っているということです。
キッチン天板として、お手入れ性に優れた吸水率を示しているということは紛れもない事実であり、新たな選択肢の一つとして人気を博していると理解していただければよいと思います。
クォーツストーンの特徴として硬度があります。
こちらも勝手にステンレスと比較します(モース硬度で比較)。
クォーツストーン → 7
ステンレス → 5.5
クォーツストーンの方が硬いんですね。
これはメリットにもなるし、デメリットにもなるのでこのあとそれぞれ紹介します。
クウォーツストーンのデメリット・イマイチなところ
前項で硬さを特徴の一つにあげました。
その硬さが仇となる場面を紹介しますね。
まず、食器やフライパンを置いた際の音が比較的大きくなります。
そっと置かなければ、「カツン」と打ったような音がなるでしょう。
ともすれば食器が壊れてしまうこともあるかもしれません。
普通に使っていればそんなことはないでしょうけど。(実際に割ったこともないです。)
ステンレスの天板が「コツン」であるのら、クォーツストーンの天板は「カツン」です。
ガサツな人には人造大理石の天板は向かないかもしれませんね。
クウォーツストーンのメリット・良いところ
お手入れ性の良さ
吸水率が極めて低いので、油汚れやお醤油をこぼしてしばらく放置していても、布巾で問題なくきれいに取れます。
個人的な意見ですが、ステンレスよりお手入れ性は良いと感じます。
なぜなのか?理由
ステンレスってどうしても白い水垢が残りませんか?
日々日々拭きあげていてもどうしても白い水の線が残ったりして、経年による汚れの蓄積を感じてしまいます。
一方で、クォーツストーンはこの水垢が残りにくいように感じています。
白色のクォーツストーンを選択したこともあり、そもそも目立っていないだけかもしれませんが、水垢自体が取れやすいような気がするのです。
(ということで個人的に白色はおすすめ。)
「10年後も美しさを保てているのはクォーツストーンとステンレスどちらか」という質問があるならば、間違いなくクォーツストーンと答えるでしょう。
傷のつきにくさと耐久性
クォーツストーンはステンレスと比較しても硬いという特徴も持っていることは冒頭で紹介しました。
この特徴のメリットの部分を書いてみます。
天板が硬いことでどんなメリットがあるのでしょうか?
- 最も大事なのは傷がつきにくいということです。キッチンに傷ってつくことないのでは?と考える方も多いかもしれませんが、今からキッチンに行ってよく見てみてください。
何かを擦ったような傷や線が入っていないでしょうか?
(この傷を目立たせないようにするように世の中には予め模様をあしらったデザインもあるほです。)
これも最終的には経年による劣化に含まれるものと思いますが、クォーツストーンであれば硬さが優れている分、このような傷を気にする必要がなくなります。
この点で、耐久性の評判が良いのですね。
見た目の美しさ
どちらかというと自己満足の世界です。
でもね、美しい天板をあしらった高級感のあるキッチンを使うことって、とっても幸せなことだと思っています。
贅沢品ではあると思いますが、私はクォーツストーンのキッチンにして良かったと心から思っています。
(担当いただいた工務店の監督さんは「キッチンにここまでこだわらなくても」と笑いながら言っていましたが 笑)
デザイン性や美しさは実際に見てみると一目瞭然なのでぜひ実際にショールームに足を運んで眺めてみてくださいね♪
見積り費用(最終的な価格)教えます
最終的には価格とのご相談となるといことで、実際に見積り費用として提示された金額を公開します。
ハウスメーカーや工務店によって割引率や価格が異なると思いますので、最終的に支払った金額の紹介です。
(尚、私たちが担当いただいた工務店は割引があまりないという前提でしたので比較的高い金額になっているとは思います。比較の対象がないので何とも言えませんが。)
- 我が家の見積りに記載されていた価格は1,383,000円でした。(タカラ レミュー L型)尚、施工費込みの金額。
広さや型式でも金額は変わるかと思いますのでご参考用です。
尚、コストをできるだけ下げるように、キッチン上側の収納は無しとしました。
全体的なイメージはこんな感じです。
まとめ 高いだけあって満足度と評判は申し分なし
新築から数年経っても新品のような状態を保っており、美しさや耐久性については申し分なしです。
悪い点
- 硬度が高いので、食器やフライパンを置いたときの音が大きい
- 高級品なのでお金はかかる
良い点
- お手入性◎
- 傷がつきにくく耐久性が高い
- 見た目も使用感も優美
クォーツストーンのレビュー総括としては、
見た目が美しいだけの大理石ではなく、キッチンとしての機能性やお手入れ性も申し分ないです。
今回、イマイチな点として紹介している硬さについてもほとんど気にするレベルではありません。
予算を捻りだせるのであればクォーツストーンはおすすめしておきたいです。
タカラスタンダードのキッチンは10年後も20年後もキレイなキッチンを保てる耐久性があると聞いており、実際に使用していてもその通りだと感じています。
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