キッチンパネルや収納の扉って案外、水垢などの汚れがついていて、いつの間にか拭いても取れなくなってしまうんですよね。
高品質の材質を考えたとき、タカラスタンダードのホーローキッチンにたどりついた人は多いのではないでしょうか。
私は賃貸時代に経験した、キッチンの水垢が取れないという嫌な体験から、タカラのホーローキッチンを新築の際に導入しました。
実際に使ってみて、
- 汚れは定着しないのか?
- お手入れは簡単か?
- デメリットはなかったか?
正直ベースでレビューするのでぜひ参考にしてみてください。
タカラスタンダード ホーローキッチンの特徴(メリット/デメリット)
ホーローとは?特徴を少しおさらい
タカラスタンダードでキッチン選びをしていると、ホーローという言葉はよく聞きますがどんなものかご存知でしょうか。
ホーローは、金属にガラス質の材質を高温で密着したものを指します。
つまり、金属の強さとガラスのメンテナンス性の良いとこ取りをしたキッチンに適した商品なのですね。
金属が下地にあるのでマグネットがくっつくのも納得。
こどもの油性ペンでの落書きあっても、拭き取ってペンが落ちるほど、お手入れがしやすくなっています。
メリット① お手入れが簡単
お手入れが簡単なのがホーローキッチンの最大の「売り」です。
ガラスの表面って、木材やプラスチック材に比べて汚れや水垢が沈着しにくくて、お手入れしやすいですよね。
表面はツルツル!水が跳ねやすい場所でもこの状態を維持!
長年使っていても綺麗な状態を保てると評判がたっているのは、紛れもなくホーロー素材のおかげではないでしょうか。
メリット② マグネットがくっつくので収納の自由度が広がる
マグネットがくっつくことにそれほどメリットを感じられない方もいるかと思います。
私は前の賃貸マンションでは、テープで貼り付けるタイプのタオル掛けや調味料置きを貼り付けていたので、マグネットをつけることができるホーローは気に入っています。
おしゃれなデザインのアイテムを自分で選べるので見た目もスッキリ
個人的には子どもがマグネットのおもちゃで遊ぶ広い板になると目論んでいたのですが、早々に妻から台所遊戯禁止令が発令されたので、遊ぶ目的にはしない方がよさそうです。笑
メリット③ 耐久性がありキレイな状態が長持ちする
金属とガラス質の合体した素材ですから耐久性があります。
プラスチックや木材にあるような色褪せや劣化が感じられないのも大きな特徴ではないでしょうか。
冒頭でも述べましたが、賃貸時代のキッチン収納扉は水垢が頑固に残り、拭いても拭いても白い線が取れませんでした。
材質によって水垢の残り方がまったく異なることを知っていてほしいです。
実際に使用してみた感想としては、
子どもが汚したまま放置されていることも多々ありますが、拭くだけで綺麗な状態になります。
メリット④ 熱に強い(強い必要があるかどうかは置いといて)
熱に強いというのも特徴のひとつです。
公式ではチャッカマンで炙って煤だらけになっても、拭いたら元通り、と謳っています。
焼いたり炙ったりすることは全くないので、特に必要性を感じたことはありませんが、熱に強いそうです。
デメリット① 製法が特殊なのでデザインは限定的
他社さんだと、「カラーバリエーションやデザインは100種類以上から選択できます!ドーン!」みたいな案内のされ方された記憶があります。
これは、扉板に貼りつけるイメージなのでしょう。
ホーローは先に紹介した通り、金属と板をくっつけた特殊な製法ですので、
デザインに種類を持たせることが難しいのです。
我が家は白い色を選んでいます。
(食洗器の色も白色だったので、これに合わせました。)
デメリット② 錆が発生する?
金属が内部にあるので、この金属部分が空気や水に触れる状況になれば、錆は発生すると思います。
ただし、表面のガラスが破れて内部まで外気に触れるような状況は、普通に使っていたらあり得ないです。
お鍋をゴツンとぶつけるくらいではダメージは入ったりしません。
サビが発生する心配はいないようです。
デメリット③ 当然ながらコストは掛かります
ホーローは通常の材質よりも手の込んだ材料と製法となっています。
そのため、グレードしては他社よりも高くなるため、価格も多めに掛かるのです。
多少お金がかかってでも、耐久性がありいつまでもキレイな状態のキッチンにしたい方にはとってもおすすめできます。
ホーローキッチンの本音口コミ
使い始めて4年目の水垢の状態は?
水廻りなので水垢からどれだけ逃げられるのか、気になりますよね?
4年程経過した状態を写真で示します。
水滴がついている箇所がいくつかありましたが、拭きあげたら頑固な水垢も残らずピカピカに!
それほど気をつけているわけでもありませんが、こんなにキレイなら満々満足ですね。
しばらく放置していた(気づいていなかった)水滴も、拭きあげることで元通りのツルツルになります。
永久的な水垢が残らないって、キレイな状態を保つためには大事なことです。
マグネットはやはり便利
今のところ、引き出し部分のホーローには、タオル掛けくらいしかマグネットを使っていません。
が、タオル掛けの位置を好きな場所に取り付けられるのでやっぱり便利は便利です。
他社製だとオプションでしかつけれなかったりしますし。
また、キッチンパネルまでマグネットなのもタカラキッチンの強みではないでしょうか。
キッチンパネルは料理ヘラやトング、調味料などをマグネット収納できて便利に使っています。
実際のところ、錆はくる?
サビの気配はありません。
壊れてないのでまったく問題なしです。
価格はどれくらいかかった?
グレードを高くすると気になるのは価格。
下のリンク記事では実際に掛かった費用も載せているので参考にしてみてください。
4年前の費用なので、値上がりの煽りで現在はさらに高くなっているものと思われます。
収納の中までホーローである必要は?オプション選択どうする?
ホーローインナーケースを選択できるのは最高グレードの「レミュー」だけです。
また、リフィットはホーローシステムキッチンではなく、システムキッチンと呼ばれており、
木造のキッチンとなっています。
リフィットは内部はホーローオプションに変更可能ですが、シンク下収納扉は木造となる理解です。
私は収納の内部までホーロー製を選択しています。
ちょっぴり贅沢品ではありますが、お手入れのし易さはGOODです。
収納の中って、水滴残り、醤油こぼれ、砂糖が溢れてたりと汚れがちではあります。
拭き取りやすいのはありがたいものです。
まとめ ホーローを選択する価値あり!
実際にホーローキッチンを使い始めてから4年経過し、当初の評判通りの実力があることが確認できました。
- 耐久性◎
- お手入れ性◎
- 使い勝手◎
長い年月が経っても衰えないキッチンとして評判のあるタカラスタンダード。
我が家のキッチンも経過は順調です。
ホーロー素材の表面を触った感じや見た目、デザイン性はショールームで確認するとさらに良さを感じることができます。
WEBで予約でき、もちろん無料なのでお気軽にショールームで体験してみてください。
コメント