幼稚園に入る頃になると、習い事やお教室の話題をよく耳にするようになります。
お教室に通うことにした、ピアノのレッスンを始めた、英会話に通い始めたなどいろんな情報がいやでも耳に入ってきます。
「みんな気合入ってるな~」と思ってしまえばそれまでですが、内心ちょっぴり焦ったりしませんか?
「こどもは放っといておいても育つ」とも言われていますが、勉強する機会が多いほど学力は伸びるのも確かです。
我が家でも、勉強する機会を早いうちからできるだけ多く与えてあげたいという親心から、学研教室に通わせています。
そして、通わせてみてわかったことがあります。
知識を学ぶだけではなく、学ぶ姿勢と、切磋琢磨して勉強するクセを自然に教えてくれる場所だったということです。
学研教室でやっている具体的な内容と月謝
「プレイルーム」と呼ばれるレッスン
「プレイルーム」という名称のレッスンを行っているようです。
息子が、「これから、プレイルームを、はじめます。」と言いながら家で遊んでいるので間違いないと思います。
使用する教材は毎回、ワークプリントを5枚ほど配布してくれるようです。
内容は、ごく普通のワークの内容です。
・めいろ
・線のを引く練習
・分類わけ
・多い少ない
・ひらがなの読み
正直、内容的には易しいです。
うちの子は3月の早生まれなので、月齢的には何かと不利ですが、割と難なくワークをこなしている印象です。
(写真は年少11月頃のワーク。一回のプレイルームで5枚くらいのワークをこなしてきます。)
尚、我が家ではドリルを購入して時々お勉強をしています。
そのため、家でやっていることと学研教室で行っていることが重複していることもあり、易しく感じることもあります。
家でドリルやワークをする時間がない家庭では、学研教室に参加させるのは良いアイディアではないでしょうか。
家でドリルをさせるもなかなかの言うこと聞いてくれないのでキツいですからね。。
印象として、もっとも大事にしていると感じたのは、
『楽しくお勉強に取り組むこと』に重きを置いている様子です。
教室名がプレイルームなのも納得です。
月謝は高い?
そこそこ月謝は高めに感じます。
息子が参加している学研教室は、週に1回30~50分、幼児3人での教室だそうです。
(教室によって異なりますので詳細は最寄りの教室に問い合わせてみてください。息子が通っている幼稚園は年少さんが50人ほどいるようですが、参加しているのはたったの3人。)
これで月謝は月6600円。
また入会費が5500円程かかります。
息子が参加している学研教室は幼稚園と提携しているため、入会費は無料でした。(ラッキー)
一回当たりの教室料金は1600円強と考えてしまうと、「教育ってお金がかかるなー」と思ってしまいます。
上位のお教室になると月謝だけで3万円かかるとも聞きますし、まだ手の届く範囲とは思いますが。。
教育の役にたっているのか?プレイルームに通ってわかったこと
知識的だけではなく学ぶ姿勢も教えてくれる
教育の役にたっています。
前述したように我が家では時々ドリルの時間を設けてひらがなやさんすうを勉強していますが、この時間でやっていない内容を学研教室でまかなってもらっているイメージです。
例えば、図形を使ったお勉強や、推理力や知恵を鍛えるお勉強は家ではなかなかできません。
(こどもの好き嫌いによって変わると思います。こどもが嫌いなことを教えるのってほんとストレスですから。)
家では教えることが困難と思えることも、まんべんなく教えてくれるのでありがたいです。
心なしか理解力も向上しているようで、最近では5歳向けのワーク(学研出版)もなんとか理解して正解してくれるほどに成長しています。
ワーク慣れしてきたせいか、自宅での学習もよりスムーズです 笑
プレイルームの満足度は?
私個人の意見ですが、とても満足しています。
満足している理由は3つ。
- 同学年の子たちよりもできることが増える
- 伸び盛りに刺激をたっぷりもらえる
- 楽しみながらお友達と切磋琢磨している
・同学年の子たちよりもできることが増える
他の子より数字をおおく数えられる、他の子が読めないひらがなが読める、なんでもいいのですが成功体験を早いうちから得ることができるのもお金をかけて教室に通っているメリットの一つです。
何事もできないよりはできたほうが良い!
最近流行の「自己肯定感」を高めることにもつながっています。「〜ができるのはクラスでぼくだけだよ」と言ってくるところを見ると、自己肯定感、がんがん上がってるようです。
・伸び盛りの子供に刺激を
刺激は多ければ多いほど良いです。
毎日新しいものや出来事に触れて日増しに成長していく我が子。
年少さんにはまだ早いと思われている方も多いと思いますが、すでに学びを始める準備は整っているのだと実感しています。
・楽しんでくれてる
なんやかんや言ってもこれが一番大事だと思ってます。
綺麗事を言いますが、勉強の楽しさを知ってもらうことが目的で始めたところもあります。
楽しみながらできることが増えて勉強の好循環が始まる。
勉強とか知識って、知ってることが増えれば増えるほど、できることが増えるほど、世の中の見え方の解像度が上がっていくって誰かが言ってました。
(この歳になってほんとにそう思う。)
学研教室を楽しんでくれているのなら、好循環の入口に立ってくれているかもしれないと信じています。
先日参観日に参加してきました
先日、プレイルームの参観日があったので参加してきました。
思ったよりのびのびとお勉強しています。
先生の質問に対して元気に答えている姿をみると成長したなとしみじみと思う次第です。
クラスルーム形式でさながら小学校の授業のような印象。
クラスの間は手をお膝に置くことや姿勢を正すことは基本的な所作として教えているということでした。
幼稚園からいきなり小学校の授業スタイルに変わった際にじっとしていられない子もいるそうですが、小学校前にクラスルームスタイルに慣れさせておく点でアドバンテージになります。
また、参加している他の子たちからも良い影響を受けているように思いました。
もともとウチの子おとなしいタイプなのですが、お隣に座っている子が積極的に先生の質問に答えている姿を見て、良い影響をいただいているなと感じます。
さらに、子供たち同士ときおりお互いを意識してお勉強に励んでいる姿を見ると、小さな切磋琢磨を垣間見ることができ、これも学研教室に参加しているから得られるものだと感心しました。
プレイルームは意味ある?まとめ
ここまでつらつらと書いてきましたが、結論としてはこれ。
安くはないけど、高くもないので、迷ってるなら始めてみては?ということです。
単純に、知識を学ぶだけではなく、学ぶ姿勢と切磋琢磨して勉強するクセを自然に教えてくれる場所です。
子供の肌に合う合わないはあると思いますが、息子の場合は始めてみてよかったなと思います。
年少の初期の頃は、めいろや知育などの楽しさを学んでくれました。
年少の後半では、数字やひらがなに対して好奇心や親近感を持って学んでくれています。
「楽しく学ぶ」を教えてくれて、ほんとに助かってます。
本当は月数万円くらいかかる上位のお教室に通わせたいところですが、そこは予算が許さないこともあるかと思いますので、学研教室は程よい選択かと思います。
(週に一回程度なので子どもへの負担も少ないです。)
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