ガーデニングにユニークさや独自性を持たせたら、豊かなお庭ができそうだと思いませんか。
今回はお庭を豊かにするステップストーンのDIYについて紹介します。
オリジナルのステップストーンはモルタルからDIYすることができます。
- ホームセンターに行ってみたものの、お眼鏡にかなうステップストーンに出会えなかった
- 案外と良い値段したのでDIYした方が良いのでは?
- 私ならかわいいデザインにできるのに
こんな想いを募らせているあなたはぜひDIYすべきです。
![](https://takadas.com/takadas_upload/wp-content/uploads/2018/11/img_4807-e1599979800494.jpg)
私も初めてオリジナルでステップストーンを材料から作ってみましたが、案外、作れました。
クオリティもまずまずではないでしょうか。
この記事のように作れば写真のようなオリジナリティのあるストーンを生み出すことができるので、ぜひ読んでみてください。
オリジナルステップストーンを作る手順
道具の準備
それほど多くのものを準備する必要はありません。
ホームセンターにいけば揃うものばかりです。
まずは、特にホームセンターで準備するもの。
- モルタル 25kg 598円
- セメント1kg 298円
- 絵の具(黒色) 148円
- プラスティック型 98円×必要量
- スコップ 98円
- 作業用手袋 140円
- 左官コテ(私はスコップで代用)
- モルタルを混ぜる箱(私はお煎餅の箱を使いました)
- 絞り袋(私は適当な袋で代用)
- ハサミ(袋の端を切るのみです)
家にあるものを利用する分を除くと、1500円程の買い物で大方の道具が揃いました。
ちなみに購入したのはハンズマンです。
ハンズマンは品ぞろえが豊かで見ているだけでも楽しいですね。
道具を揃えるには比較的大きなホームセンターに行った方が良いです。
せっかく行ったのに欲しいものがなかったらもったいない。
- モルタル
25kgはめちゃくちゃ重いので安易に持ち上げて腰をやらないようにお気を付けください。
- セメント
安いものなら100均で600gのものも売っているそうです。
- 絵具
アクリル絵の具。
- プラスティック容器
100均でも売っています。
100均では最大のサイズが8号(21cm)くらいまでしかないようです。
私は今回は8号サイズを2つ作っています。
生産のキャパによって容器の数を増やすと一度に大量に生産することができます。
- スコップ
左官コテの役割も担っているので、左官コテを買うのは見送りました。
必要に応じて左官コテも購入すればよいと思います。
ハンズマンで300円くらいで小さいものは売っていました。
- モルタルを混ぜる箱
私は家にあった箱で代用しました。
キャパが小さく作業はしづらかったので必要に応じてホームセンターで専用のハコを購入するとよいと思います。
正直このサイズでは小さかった。。
- 絞り袋
最後の絵を描くときに使用します。
これも家にある適当な袋で代用しています。
(結果としてかなり使いにくかったので、お菓子作りで使用する絞り袋を準備するか強度の高くて十分な大きさがあるものを準備できれば越したことはないと思いました。)
- 作業用手袋
ホームセンターで150円ほどで割としっかりした作業用の手袋を買いました。
モルタルは素手で触ると手がかぶれるなどの害があるため、軍手でも手袋でも何かしら身につけておくことをおすすめします。
DIYにかかる時間
初めてで手際悪くやりましたが2時間強。
20cmくらいのステップストーンを2個作ったときの時間なので、数量を増やす場合はさらに時間がかかることになります。
最も時間がかかるのはモルタルを水と混ぜる作業です。
数量が多くなってもまとめてモルタルは混ぜることができるので、1個増えるごとに+1時間という感じではないので、数を増やすのはあまり問題ないように思います。
数が多すぎてもしんどいので、一日に4つくらいがちょうどよいのではないでしょうか。
作業効率を考えると一気にやってしまいたい気持ちもありますが、回数を重ねるごとに技術も熟練してよい作品ができるとも思いますので、やはり一日4つくらいが良さそうです。
作り始めます!
モルタルの分量を決める
モルタルをどれくらい使うかを確認します。
モルタルの量は流し込む容器と同じくらいあれば問題ありません。
つまり、モルタルを容器の中に実際に入れてみて、容器がいっぱいになる位置になったら混ぜ合わせ用の箱に入れれば良いです。
モルタルを水と混ぜ合わす
少しずつ水を加えながら混ぜ合わせます。
作業的にはいきなり一番辛いところではないでしょうか。
~コツ~
始めから大量に水を入れないようにします。
力のいる作業ですがしっかり混ぜ合わせること。
あるとき性状が砂っぽい感じからコンクリートっぽい液状に変わります。
注意したいのは、水が多くなりすぎないようにすることです。
水が多すぎると、下書き線を描いているときに線が水に埋もれて見えなくなってしまう問題が生じます。
特に最終的な仕上がりなど、割れなどには影響はありませんでしたが、
プロは天気や気温によっても調整するそうです。
大きな失敗にはつながらないので、ある程度慎重にやっておけば問題はないかと思います。
何度か繰り返すうちにとろみ?がついてきます。
(ミキサー車って便利だなーと思いを馳せながら混ぜました。)
上の写真くらいになったら次のステップに移って大丈夫かと思います。
型に流し込んでコテでならす
特に注意はなく、普通に流し込めば良いです。
流し込んだら左官コテで平にならします。
仕上がりの表面そのものになるので、コテできれいにならしましょう。
もっとも、私はスコップでならしましたが、まあまあきれいな表面を作ることができました。
コテを買うまでもないと考える場合は、スコップでも良いと、私個人的には思います。
オリジナルの絵を描く
爪楊枝で下書き線を描く
下書きなので失敗したらコテでならせば書き直すことができます。
太い線で下書きをしたい場合は、太めの棒やあるいは他の道具でかえてもよさそうです。
爪楊枝である必要はないです。
せっかくなので息子にも絵を描かせてみました。
貴重な体験ですね。
後にこの下書き線の上にセメントで線をひいて絵ができあがることになります。
絵の具を混ぜたセメントを準備する
適当な容器にセメントを出し、かき混ぜます。
ここでは水を多めに入れてしゃばしゃばになる程度をイメージとして持ってください。
よく混ぜてちゃんとシャバシャバになったら、黒の絵の具を入れてさらにまんべんなく混ぜます。
色がなじむまでしっかりかき混ぜます。
基本的には一本まるまる使い切るくらいでしっかりとっぷり黒くなります。
ざらつきが多いほど絞り袋の先っちょで詰まるのでできるだけよく溶きましょう。
あまり濃い黒にしたくない場合は、量を調整すると良いでしょう。
![](https://takadas.com/takadas_upload/wp-content/uploads/2018/11/img_4809-e1599980475581.jpg)
私は少しケチって半分ほどにセーブした結果、黒みの物足りなさを感じる結果となりました。
でもまあ悪くはないでしょうという程度です。
(次章の出来上がりの図を参照ください。)
絞りに入れて下書き線をなぞる
事前に準備していた絞りの袋にスプーンなどを使って流します。
容器からダイレクトに袋に流し込んでも構いません。
(こぼさないように)
この作業、案外と難しいのでめげずに頑張ってくださいね!
セメントのざらつきが多かったせいか、途中で詰まりが生じたり、
意図せずセメントが漏れたりしてちょっぴり失敗したので、ちゃんとした絞り袋があるならそれを使った方がうまくできると思います。
平らにならして完了!
最後にセメントが凸凹している箇所をきれいにならして完了です。
爪楊枝ではやはりうまくならせなかったので、何か他の道具を使用した方が仕上がりがきれいになるかもしれません。
あとは乾かすだけ
天気や季節にもよりますが、丸2日ほど外に干しておけば固まります。
時間が経つにつれ、次第に色が明るくなってきました。
乾ききるのが楽しみですね。
後片付けについて
モルタルを混ぜるのに使用した容器やスコップは、水道で流して洗わない方が良いようです。
理由は、水道で流してしまうと排水管の中でモルタルが詰まって流れなくなる可能性があるからです。
なので、排水口へ直接流さず、庭に穴を掘って埋めるなどの後片付けをしましょう。
型から外してお庭に配置しましょう!
ついにできあがりの瞬間。
プラスティック容器から外して、ついにデビューの日を待つばかり。
![](https://takadas.com/takadas_upload/wp-content/uploads/2018/11/img_4807-e1599979800494.jpg)
とってもいい感じじゃないですか?
愛着の湧くお庭になりそうですね
配置まで完了したらオリジナルのお庭の完成です!
私は20個ほど作って配置してみようと考えています!
それでは素敵なDIYライフをお過ごしくださいませ~。
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