【浴室の換気中は窓を開けてはいけない!?】逆に空気が流れない?理由を大検証!

 

お風呂場の換気どうしてますか?

湿度が溜まったままにしておくと、次第にカビが発生してきていつのまにか手の施しようがないほどになってしまいます。

 

防カビ対策として正しく効率よく換気を行いたいものです。

 

換気の方法として基本的には、

・24時間換気をつける

・お風呂の後3時間『乾燥』を行う

この2点が推奨されていると思います。

 

その一方で、お風呂場の窓を開けて乾燥させているよ!という考えの方もいるのではないでしょうか。

 

しかしながらご存じでしょうか?

窓を開けたまま24時間換気を回していても効果が小さくなっているということを。

 

今回は、「窓を開けたまま、24時間換気を回すと効果が悪くなる」という情報の真偽を確かめてみようと思います。

 

 



 

 

浴室シミュレーションモデル

 

モデルとして我が家のコンパクトな2畳ほどの浴室を対象とします。

(お掃除面積を減らしたいという理由でコンパクトな浴室、コンパクトな窓のレイアウトになっています。)

 

 

これを簡易的なモデルで表してみます。

 

 

このモデルの換気口に流れを与えて、「窓を開けて換気した場合」「窓を閉じて換気した場合」で空気の流れ方を見てみようと思います。

 

尚、窓がない場合のモデルは下図のとおりです。

 

 

 

 

 

窓を閉じていた方が空気がまんべんなく流れる!

 

まずは「窓を開けて換気した場合」の結果です。

 

 

結果の見方として、カラーが明るい箇所ほど空気の流れがある場所と認識してください。

 

それでは説明していきます。

 

窓から換気口付近でカラーが明るくなっている様子が見て取れると思います。

 

つまり、窓から入った空気はダイレクトに換気扇に吸い込まれているのです。

逆に、浴室内のカラーはほとんど変化が見られません。

 

浴室内の空気はほとんど留まっていると考えてよいでしょう。

 

 

続いて、窓を閉めた場合の空気の流れです。

 

 

先程とは打って変わって、浴室全体にカラーがついていることがわかります。

 

このカラーは空気の流れの速さを示しているので、浴室全体に空気の流れがあることを表しています。

 

 

参考記事:お風呂の簡易拭き上げに便利な吸水布タイプスポンジをこちらの記事で紹介しています。

 

 

 

結論、換気機能を使用する際は窓は締めた方が良い

 

今回のシミュレーションの結果から、換気や乾燥機能を使用する際には窓は締めて起動させた方が効率が高いことがわかりました。

 

「窓を閉めて換気すべし」は本当だった。

 

窓が開いたままになっていたら、換気扇が一生懸命外の空気を吸い上げているだけになってしまいます。

窓を閉めていたら意外にも全体にまんべんなく空気が流れているのも驚きでした。

 

窓を閉じて換気を回すように設計されているのですね。

 

 

 

 



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