にっくきにっくきハダニ。
初めてのプランター家庭菜園でミニトマトを栽培しているのですが、ハダニに栄養を吸われているためまったく育ちが悪いです。
茎や枝の白い部分はハダニがちょうど集まっている箇所で、ハダニがついているミニトマトは食べる気持ちにもなりません。
今回は、ハダニはコーヒーの粉を土に混ぜ込むことで追い払うことができるとの情報を得たので、実際に検証してみました。
(コーヒーを霧吹きで直接吹きかける対策は特に効果があるようですが、霧吹きが家になかったので土に混ぜ込む方式で検証を行おうと思います!)
ハダニ殲滅作戦
家にあったバニラフレーバーコーヒーの粉でトライ!
あまり口に合わず余っているバニラフレーバーの珈琲がちょうど残っていました。
少しだけ拝借。
バニラの芳香な香りに誘われて他の虫が寄ってきたら嫌なので、まずはこれくらいの量でトライしてみます。
早速、土にまいみる。
翌日様子を確認してみました。
まず、バニラの甘い香りにに引き寄せられた虫はいない。
しかし、まだハダニは存在していました。
若干減ったような減ってないような動いているハダニがいないような気もしましたが、まだまだ存在しています。
昨日の今日なので、まだハダニが嫌いなカフェインの成分が枝葉にいきわたっていないものと推測します。
あるいは、コーヒーの量が足りなかったのか。
待ちきれない私は援護射撃を打つことにしました。
コーヒーはまだある。賞味期限切れの炭焼き珈琲
ちょうど賞味期限切れのドリップコーヒーを見つけたので、援護射撃をぶちこみます。
早朝7時、アロマリッチな炭焼珈琲を土に混ぜ込みました。
フハハハハ、これで足りないということはなかろう。
地面に染み込むように、しっかりお水をかけてやりました。
その日の夕方。
ハダニは減ったのか。
残念ながら、状況は変わりませんでした。
元気そうに動いているハダニがまだたくさんくっついていたのです。
上の写真の葉っぱについた赤いつぶつぶがにっくきハダニです。
(よーく見るとたくさんついているのが見えます。)
もうしばらく観察をして効果の有無を判断する予定ですが、
即効性を期待するならば霧吹きでダイレクトにコーヒーを吹きかけ方が効果がありそうです。
さらに1週間後の様子
さすがに1週間も経つと、効果が出てきたような気がします。
ざっと見渡した感じ、「もしかしていなくなったかな?」と思うほどは減りました。
しかし目を凝らしてよーく見ると、ほんの少し生き残りたちがいました。
正直個人的には許容値内ですが、せっかくなので殲滅させるべく追珈琲を実施してみようと思います。
それからさらに時間経過。とその結末。
ときは流れて8月下旬。
残念なことにハダニはまだ元気に存在しています。
一時のピークに比べたらかなり数は減っていますが、殲滅作戦は失敗です。
全滅させることはできず、驚異の繁殖力で再び増えているのです。
残念ですが、根っこから引き抜いて処分しました。
コーヒーを直接霧吹きで吹きかけるくらいの勢いで駆除しないと殲滅は難しいようです。
コーヒー粉を地面に撒くだけでは効果は限定的であることが今回の実験の結論です。
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