憧れの高気密高断熱の家での暮らしに胸を弾ませながら、ついに引き渡しの日。
家の機器の説明で、「澄家」のフィルターのメンテナンスについて説明いただこうとカバーを外して、思わず「ヒッ」と声が出ました。
虫が、虫が、、ぎっしりとフィルターに巻き込まれていました。。
いつから澄家が稼働していたかは知りませんが、ここ数週間数ヶ月でこんな状態になるのは辛いです。
皆さまの家ではどうでしょうか。
どんなに虫が少ない地域でも多少は虫の巻き込みがあるのではないでしょうか?
今回、素敵な代替案を考案したので紹介します。
正規の防虫室外フィルター高すぎ問題
虫の苦しみから抜け出したい思いは強かったのですが、
正規品は価格が高すぎませんか?
防虫ネット5枚入りで1500円(税抜き)。
一枚あたり300円を5枚買わせるのですか。。マーベックスさん。。
メンテナスの頻度は一概に何ヶ月とは言えずに汚れ方次第とは言われてますが、半年に一回の取り替えとしてもランニングコストが高い。

なんか足元見られてるような気がしたので、なんとか安くであがる代替案を探しました。
準備するもの
準備するもの一覧
- 不織布水切りネット(オプション)
- 布ガムテープ(オプション)
- ハサミ(オプション)
・不織布水切りネット
→フィルターの上にぴったりはまって汚れや虫を防いでくれます。
・布ガムテープ
→少しだけ使います。
布ガムテープの方がよくくっつくのでストレスがないです。
・ハサミ
→不織布水切りネットを切るために使います。
「不織布水切りネット」が最適!
いくつかの店舗を渡り歩き、良さそうな商品に巡り合うことができました。
それは、「不織布水切りネット(三角コーナー用)35枚入」です。
コスモス薬品(九州中心の店舗?)で108円で買えます。
防虫不織布の取り付け方と様子
「不織布水切りネット」の何がよいかというと、サイズです。
澄家のフィルターの直径がφ80くらいですが、「不織布水切りネット」の直径はフィルターよりほんの少し大きいくらいです。
正味、このフィルターのために作られてることを疑うレベル。
直径サイズはジャストサイズですが、高さ方向はと言うと、一枚では全然足りません。
そのため、二枚のネットを使う必要があります。
取り付け方
取り付けの前に、フィルターを外した時点でダクトの吸気口がむき出しになります。
そのため、むき出しになっている吸気口に「不織布水切ネット」を被せておくとよいでしょう。
吸い込みの勢いが強いので、布テープやゴムで固定しておいた方がよいです。
固定しておかないと、ネットが吸い込まれちゃいます。
- 不織布ネットの底部を5㎜程の位置で切る
- 切った不織布をずぼんのようにフィルターにはかせる
- 2枚目の不織布ネットをかぶせる
- 吸気口にフィルターごと戻して完了
① 不織布ネットの底部を5mmほどの位置で切って、筒状にする。
→筒状の形状にしてフィルターにかぶせるためです。
この加工したネットを筒にかぶせます。
② 切った不織布をマーベックスフィルターにかぶせて下側まで引っ張る
③ 2枚目のをフィルターに被せる。
2枚目の不織布ネットは切る必要はありません。
(ちょうど帽子のようにすっぽりかぶせることができます。)
はじめに被せたネットとちょうど2cmくらい重なります。
これで、いい感じにフィルターが被覆されます。
④ 吸気口にフィルターを戻しておしまい
吸気口にフィルターをスポッと戻して完了です。
これで次回から虫がフィルター内に巻き込まれている悲劇は繰り返さないはず。
尚、作業時間5分くらいの間に、吸気口の仮ネットには虫が2,3匹くっついてました。
ほとんど虫がいないように見えた時間帯でも、実はいるものなのですね。。
効果は如何に。
水切りネットを装着して、3日後の様子を確認してきました。
ぱっと見、15匹くらいの虫がネットにかかっており、水切りネットを通り抜けて入っているものはなさそうでした。
もっと多くの虫がついているものと思いましたが、思ったほど多くはありませんでした。
そしてさらに半年後
この不織布代替案、かなりの効果が出ていることがわかりました。
- 虫だけではなく、フィルターの汚れについても見事にキャッチしていました。
下の写真の右側にゴミのように真っ黒になっておかれているのが不織布の代替カバーです。
かなりの数の虫と、それからホコリもキャッチしています。
内側のフィルターはかなり白い状態をキープできています。
これなら洗うのも楽々♪
何にせよ、虫のフィルター中への侵入を防げている点で、この対策には満足しています。
コストを最大まで抑えつつ、かなり高い効果を得ることができるのでおすすめです!
まとめ
正規品の防虫ネットを買うにも高すぎて諦めかけているあなたには、「不織布水切りネット」をおすすめします。
市販品でコストも相当抑えつつ、加工の手間も少しハサミを入れるだけなので面倒なこともありません。
絶対うまくいくとは言いませんが、試してみる価値はあるかと思います。
自前で考えた方法の割にはかなり上手くいった対策です。
コメント