間取りを考える際、家事の動線を考えるとどうしても間取りに制限がかかってしまいますよね?
我が家でも間取りを考える際に「あっちが立ってはこっちが立たず」状態を幾度となく繰り返しました。
(特に平屋の家を目指したので、物理的な広さもなく苦労しました。)
理想的には、
・洗濯機から物干しまで近い
・洗濯物は取り込んだ部屋でそのまま畳める
・もはや部屋干しにして専用のランドリールームが欲しい
家事をする方なら誰でもこんな理想をお持ちではないでしょうか。
これらすべてを解決する間取りにどうにかフィニッシュできたので、少し紹介してみたいと思います。
家事動線の例
洗濯機から物干しまでの距離は家事動線の中でも最も重要な項目です。
洗濯物は水気を含むので運ぶだけでもなかなかな労働となります。
物干しまで近いに越したことはありません。
(一階で洗濯して二階で干すなんて想像しただけでもゾッとするような労働です。)
家族が多いと洗濯の量も多くなる一方なので、洗濯機と物干しテラスは直結するように間取りを考えておくべきです。
ランドリールームという考え方
ランドリールームとは
ランドリールームは名前の通り洗濯に特化した部屋のことです。
洗濯→洗濯干し→取込み→洗濯たたみ
まで一連の動作を1つの部屋でやってしまおうという考えから生まれたものとなります。
部屋干しを考える場合は、除湿機が必要となります。
(最近では連続排水型と呼ばれるタイプもあるようですね。この場合は壁への穴あけも必要。我が家では連続排水にする必要はないと結論付けています。)
また、部屋の壁を吸湿性の高い木材にすることで洗濯物がより乾きやすくなります。
天候によらず好きなタイミングで洗濯ができたら、ストレスフリーで最高ですよね。
ランドリールームのメリット
ランドリールームのメリットはたくさんあります。
① 一つの部屋で洗濯の全工程が完了するので家事軽減!
洗濯機から洗濯物を取り出して、その場で干せるので思い洗濯物を運ぶ必要がなく効率的。
また、ハンガーにかかった衣服をその場で畳めます。
② 洗濯物が散らからない
選択取り込む際に最寄りの部屋に ばさーってしちゃいませんか?
忙しいと山になった衣服たちがそのままで放置され放題。
ランドリールームがあれば、ひとまず他の部屋が散らかることはありません。
③ 天候に左右されずに洗濯ができる
雨季は洗濯物干せないのでストレスが溜まりますよね。
ランドリールームがあれば、限られた空間で効率よく除湿器を稼働させることができるので、
季節に左右されずに干すことができます。
④ 虫や花粉、PMともおさらば!
家の中に干しているので、PMや黄砂などの有害物質ともさよなら!
夏場は虫がついて不快な思いをすることもなくなりますね。
デメリット
① 間取りに制限がかかる
家事動線考えてランドリールームを設置しようとするとどうしても広さが必要になります。
(物干しテラスに直結させようとすればなおのこと。)
水回りをまとめた配置にしようとすると自由度が減りますし。。
結果的にリビングの広さを犠牲にするなど、間取りを考える際には苦労することになります。
我が家の場合は、ランドリールームのために2畳確保するのが精一杯でした。
② お金も少しかかる?
部屋の中に物干しバーを予め設置しておいたり、
床材や天井の木材を吸湿性の高いものを選択した場合はコストが少し上がります。
ランドリールームを作るならおすすめしたいこと
物干しバーは始めから付けた方がよい
あとから突っ張り棒などでバーをつけようとしても、吊るすだけの強度が得られなかったり、思うような場所に竿が置かなかったり大変です。
家を設計している段階で設計士さんに尋ねることをお勧めします。
我が家の場合は、間取りの都合上、二畳のランドリールームしか作れなかった分、天井の物干しバーはたっぷりです。
狭い部屋なので洗濯物でいっぱいになってしまいますが、狭い分、効率は高いはず。
吸湿性の高い木材を選ぶ
吸湿性が高い木材を選んでおくと、洗濯物もよく乾きます。
我が家では、天井と床材をモミの木にしてみました。
(モミの木はとても高価でした。。がんばってお金出しています。。)
まとめ
すべては家事ストレスを少しでもフリーにするために!
ランドリールームがあれば洗濯家事がぐっと楽になります。
(設計段階では間取りの決定に苦労することにはなりますが。。笑)
以上、参考にしていただけると幸いです。
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