数多ある幼児塾の中でも一段とお値段の高い教室、はまキッズオルパス。
受験に強く実績のある浜学園が運営する幼児教室です。
長男が浜学園に通い始めて、方針や指導の質が優れていたので、ミキハウスのキッズパルに通っていた次男もはまキッズへ乗り換えを考えてまずは能力判定テストを受けることにしました。
入塾テスト的な扱いかと思っていましたが、受けた後に先生に聞いたところ、「テスト入会可否を決めることはなく、それぞれの能力に合わせて伸ばしていきます」ということでした。
そのため、特に準備することなく、素のまま受けに行ってOKです!
- 入塾判定ではない
- 持ち物不要
- 次男も楽しかったと言っている
次男(4歳)の能力判定結果
判定結果はイルカさんマークで示される
テスト内容の詳細は後述しますが、まずは次男の結果をお見せします。
うん、思ったよりできてない!
とは言え、正直、年少さんには難しい内容も多く含んでいました。
テストを受けている様子を見ていても点つなぎでは序盤に放棄して鉛筆でぐるぐる。
しりとりやたし算ひき算はやっていないのでこんなものかもしれません。
テストというよりは遊びの中で判定する雰囲気
「ちゃんとテストを受けてくれるか心配」とも思っていましたが、先生がやさしく導いてくれながら問題を解くスタイルなので安心です。
次男も普段は大人しくしていないタイプですが、さすがの先生の声掛けで最後まで取り組んでくれました。
テスト後の説明では、
- 声かけの仕方もぜひ持ち帰っていただきたい
- クラスは保護者同伴なので声掛けの仕方をご家庭でも
ということで、家庭でのコミュニケーションにも役立てられそうです。

実際にテスト中の説明やワークの促し方を聞いていて「さすがだな〜」と感じていましたし、次男も楽しそうにしていたので体験してみる価値ありです!
能力判定テストの内容
答案の持ち帰りはできないので、覚えてる範囲でやったことを書いてみます。
ねこちゃんのぬり絵
次男はカラフルにぬって自由な作風で半分ほどで打ち切りましたが、「はみ出さないようにぬれているので10点つけています(15点満点中)」ととってもやさしい。
仲間外れはどれだ
4問ほどあります。
上の例は最も簡単な部類で、次第に難しくなります。
ロケット、車、ヘリコプター、飛行機というような、なかなか難しい問題もありました。
絵の穴埋め
よく見かけるタイプの問題ですね。
図形合わせ
マル、三角、四角の形のマグネットを絵に当てはめて完成させる問題です。
カブトムシなどの絵にマグネットを貼り付けます。
丸や四角を組み合わせて作るちょっぴり複雑な問題も含まれます。
しりとり選択
しりとりの穴埋め問題です。
四つの選択肢から選ぶ形式でした。
点つなぎ
次男はぐるぐる書いて5秒で終了。
やったことなければできないですね。
どっちが多い
ブロックの絵があり、どっちのブロックが多い?という問題です。
2択問題が4つ程あったように思います。
また、細いコップと太いコップで水かさが同じの絵があり、どれが多い?といった問題も別途ありました。
たし算ひき算
一桁の簡単なものから始まり、最終問題は二桁も出現します。

年少さんには正直難しい。
ただ、足し算はまだできないと見ると、「この数字は読める?」と切り替えて二桁まで読めると、「こんなに読めるんだ〜すごいね〜!」と褒めてくれました。
点数こそゼロのままですが、褒めてもらえて次男は嬉しそうに。
(点数もくれる勢いでしたが、結果は0点になってました 笑)
自己肯定感を高めながら楽しく学ぶ、を垣間見れたように感じます。
はまキッズの幼児教育モットー
手指を使って楽しく賢さを育む
高学年で伸びる基礎づくりがモットーのようです。
目指すところは中学受験を視野に入れている様子。
ただし、「賢さ」を伸ばす点で、はまキッズに特徴があるそうです。
ただドリルのように解いていくだけではなく、どうやったら解きやすくなるかに重きを置いてます。

例えば、三桁の複数項の足し算では数のまとまりや順番のように「気づき」を育てるイメージです。
高学年で伸びるのはこの辺の応用力を育むところがミソですね。
お勉強に限らない賢さ&考え方を教えてくれる
話を聞いていてワクワクするような内容が多く、個人的にはかなり共感できるところがありました。
教育目標としてもグレード先取りの内容まで習得できるようになるようです。
(特進なら年長卒園時に小学二年生レベルまで!)
「大人も楽しめる教室」と仰っていたのはその通りかと思います。
アンケートに希望日を書くことになるので、通える曜日や時間を準備しておくと良いでしょう。
土曜日は人気で埋まっている場合も多いですが。
まとめ 能力判定テストは入塾テストではない
テストの結果がどうであろうと、個人に寄り添って教えますと仰っていました。
つまり、能力判定テストとクラス体験の両方を受ける必要自体はありません。
能力判定テストは、基本的には子どもだけで受けるスタイルですが、子どもがごねたら同室で待機となります。
同室で待機となったおかげで、先生の声掛けの巧さを感じることができた点は良かったです。
実際のレッスンでは親もレッスンの部屋にいることになるので、参考になるかと思います。
あとはレッスン料金との相談になるのではないでしょうか。
お金は掛かるが良いクラスで間違いないですね!
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