【他人ごとではない?口は災いの元】口が災いして居場所を無くした会社員の話

 

あなたは愚痴をよくこぼしますか?

社会生活をしていたら誰でも不平不満はあるもの。

今回は、口が災いして居場所をなくした会社員の話を紹介します。

実話です。

 

 

彼は老舗珈琲会社の会社員

 

老舗珈琲会社で働く引田 照くんは入社5年目の営業担当。

彼の営業成績は決して自慢できるようなものではない。

むしろ良くない。

 

しかし、彼には誰にも負けない得意分野があった。

それは、珈琲豆の抽出である。

珈琲豆の抽出においては、社内外問わず彼の右に出るものはなく、

豆の抽出技術を競う大会では、2年連続で優勝している程の腕前だった。

 

 

人事異動

 

ある日の人事会、

営業成績が伸びない引田くんを営業部長が持て余しているという話題に。

すると、珈琲抽出の腕を噂に聞いていた技術部部長が、「持て余しているくらいなら是非うちにくれ」と提案してくれた。

 

その後、スムーズに異動の話は進みほぼほぼ固まりつつあった。

 

ある日の定例面談。(面談と言ってもフランクに思っていることを言ってくれ的なノリのもの。)

この面談の時に、引田くんは技術部への異動をどのように思っているかを尋ねられた。

彼は思っていることを素直に言った。

「正直自分には営業ってやる気なかったんですよね 笑」

 

これが悲劇の始まりとなる。

ここで発した言葉は、巡り巡って技術部長の耳に届いてしまうのである。

この発言を聞いた技術部長は、怒り心頭。

「与えられた職務に真摯に向き合わないやつなんかいらん!」

 

結局、決まりかけていた技術部への異動の話は忽ち消えてしまった。

 

フランクに話せと言われて答えた発言が、人事や部長にまで伝わってしまうあたり、老舗故のことなのか。

筆者としては、正直かわいそうとも思ってしまうが、口が災いして異動になったことは紛れもない事実なのだ。

(どんな場でも本音と建て前はわきまえた方が良いという教訓を学んだ気がする。)

 

 

救いの手

 

異動の受け入れ先が立ち消えてしまった引田くん。

受け入れ先がなくなってしまったが、すでに人事による人員配置も終わっていたため、引田くんが営業部を去ることだけは決まっていた。

もっとも、「正直やる気がなかった」発言のせいで営業部には最早居づらい雰囲気だったのは言うまでもない。

 

人事からも扱いに困る人員となってしまった引田くん。

 

ところがここで急転直下、居場所を失った引田くんに、またも救いの手が差しのべられることになる。

 

話を聞いた開発部の部長が、引田くんを受け入れたいと言ってくれたのである。

珈琲豆の抽出の技術だけは突出しておりその評判は社内でももちろん広がっていた。

大会でも連破している引田くんの才能を買って受け入れてくれるというのだ。

 

そして、あれよあれよという間に引田くんの開発部への異動の話は纏まっていった。

 

 



 

今年の大会

 

引田くんの開発部への異動の話も纏まりそうな折、

珈琲豆の抽出技術を競う大会が開催されようとしていた。

 

今年も優勝を目指す引田くん。

大会にに向けて準備を進めていた。

ここで会社から一つの指令が出される。

「今年は我が社が売り出し中の豆を使って臨んでくれ。」というものだった。

引田くんは会社の指令なので渋々引き受けることにした。

 

そして臨んだ大会の結果。

 

 

・・・まさかの予選敗退。決勝にも進めなかったのである。

 

引田くんとしては不本意な成績に終わってしまったわけだが、

負けたからといって異動の話が無くなるなどそんなことは無く、通常業務に戻っていった。

 

 

そして起こる二度目の悲劇

 

時は流れて、その年の忘年会での席。

引田くんは大会で予選敗退してしまったことに対する愚痴をこぼしていた。

 

「会社が珈琲豆を指定するから、予選敗退なんて結果になってしまったんだ!自分の選んだ豆だったら優勝する自信があったのに!」

 

お察しの通り、この愚痴は瞬く間に異動先の開発部長のもとに届いてしまいます

 

この言葉を聞いた開発部長は、

「自分に起こった出来事を他人のせいにするなんてやつとは仕事できない」と一蹴。

 

結果、、

引田くんの受け入れを拒否したのです。

 

またもや口が災いして、異動先を失ってしまった引田くん。

 

私が聞いた話はここまで。

この後の結末はどうなるのかはまだ分かっていないので、「引田の行方は誰も知らない」とでも結んでおきます。

 

 

まとめ

 

口が災いして2度も異動先を失うなんて、そんな不幸が現実にあるんですね。

今回この話から私が学んだ教訓はこれ。

 

・会社の面談で、「なんでもフランクに話してくれ」と言われてもホイホイと本音を言わない

・飲み会の場であっても、仕事の言い訳や愚痴は言わない

 

日頃から謙虚に生きることが大切ですね。

 

 



 

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